没入、索敵はコレ1本! INZONE H9Ⅱ/E9

先日、INZONE の新しいゲーミングギアが発表されました!
待ちに待った新機種ですが、全部で5機種もあります。
今回はその中でも「音」に関わる2機種をご紹介!
まずは、INZONE の代表格で私ナオヤも愛用するH9の後継機、
ゲーミングヘッドセットH9Ⅱです。

まずは何と言っても軽さです。330g→260gまで軽量化されており、サイズ感も初代に比べやや小さくなっております。
初代は

ハウジングとアームの接合部はバネの様になっており、装着時バネで戻ろうとする力が加わり頭にしっかりホールドしてくれます。

そしてホールドする時に密着するイヤーパッド。初代はソフトレザーの低反発で長時間装着していても痛くならなかったのですが、蒸れてしまい度々外すという欠点がありましたが、H9Ⅱではクッション性能は初代を維持し、覆うパッド部分はナイロンになっているため蒸れにくいかつ痛くならない良いとこ取りのイヤーパッドとなっています

ヘッドバンド部分はアームが伸びて長さ調節するのではなく、ヘッドバンド自体が可動して長さ調節するので重心が安定し疲れにくい構造となっています。
そしてなんと今回。

マイクが外せるようになりました!
これでマイクを使用しない方はゲーミングヘッドホンとして楽しむことが出来ます。
しかし、初代はマイクを上げるとミュートにできましたが、

H9Ⅱは脱着が可能が故に、別にミュートスイッチが付いています。

左ハウジング上部にミュートスイッチが付いており、外観から見るとオンオフがわかりやすくなっておりますが、装着時は触った感覚でしかわかりません。
ですが、押したときの音、マイクの先端の赤いLEDが点灯など、装着していてもミュート状態を判別しやすくなっているので、「ミュートしたままおしゃべり」がなくなります。

また今回のH9Ⅱ、有線接続も可能になったので(有線単独使用のみ)他のゲーム機にも使用が可能です。

NCボタン、ボリュームも操作、判断しやすい形状になっております。
使用してみた感想ですが、とにかく軽く、蒸れない。それだけでもかなり満足度が高いです。
音質、臨場感も初代の良いところを踏襲しつつ更に高音質に。足音など環境を聴き取り易いく「気づき」によって戦況を良くしやすくなっているヘッドホンだと思います。
また、ノイズキャンセリングが強力になっており、PCのファンの音が消え、静寂をもたらしてくれるので、FPS、アクション、RPG問わず没入させてくれます。
マイクの性能もかなり向上しており、ワイヤレス特有のノイズ感が少なくすっきりとした音声で会話できます。
そしてINZONE Hubで細かい設定もできますが、今回プロチームFnatic による新しくプリセットが追加されており、FPSをやる上で更に聴き取り易いプリセットで楽しむことが出来ます。
残念ながら今回新しいプリセットを体感することが出来ませんでしたが、デフォルトの状態でもかなり効果は高かったように感じます。(FPSは非常に苦手で、誰も倒せずすぐにやられてしまいますが、H9Ⅱ装着でなんと1ゲームで2人倒すことが出来ました。)
続いてイヤホンです。
ソニーでは初となる、優先型のゲーミングイヤホンE9です。

なんと純正でセミハードケースが付いてきます。
有線のゲーミングイヤホン自体も珍しく、プロも音響用のイヤホンを使用するくらいなので、今回のINZONE E9は革命的な機種でもあるかもしれません。

中はイヤホン本体とPCやゲーム機に接続するためのUSBDACが収納されております。

中央のバンドはマグネットで止まっており取り出し、収納もしやすくなっています。

E9本体は、ソニーの有線イヤホンM7やM9と構造が類似しており、耳にケーブルを引っ掛けて装着するタイプとなっております。

プラグはステレオミニプラグで普通のイヤホンとして使用できますが、

基本的には付属の専用USBDACを装着して使用します。

もちろんステレオミニプラグでの使用も可能ですが専用のUSBDACを装着すると、H9Ⅱ同様にINZONE HubでFnaticのプリセットが使用できるかつ細かい設定ができるので、音質変更や細かい設定が出来る環境が無い場合は専用USBDACをオススメします。

そして今回のイヤホン、あのWF-1000XM5にも付属されているノイズアイソレーションイヤーピースが全サイズ(¥8,000相当)とハイブリッドイヤーピース同サイズが付属になっております。
実際にしようしてみて、元々私はイヤホンでゲームをしないのですが、今回のE9はH9Ⅱほどの没入感は得られませんでしたが、逆に足音や環境音、ほんとに小さな音まで瞬時に反応ができました。
特に聞き落としてしまいそうな音、警戒エリアに入らないギリギリの音までも聞き取れるので、そういった索敵や確認するFPS系のゲームにはかなりもってこいなイヤホンだと思いました。特にノイズアイソレーションイヤーピースの遮音がかなり重要かもしれません…。
そして今回も残念ながら新しいプリセットは体感できませんでしたが、無くても高効果なイヤホンだと感じました。
なんといっても、
コスパはかなり高いかと思います。
INZONE H9Ⅱ:ソニーストア価格¥39,600(税込)
H9Ⅱはかなりお高めですが、極端なことを言うとこれで映画やドラマも楽しめちゃいます。
PCの前に1つコレがあればあとは要らないくらいです…w
と駆け足になってしまいましたが今回ここまで。
次回は、残るゲーミングギアたち。