ハイレゾを楽しむには(後編)

皆さんこんにちは。森川デンキのナオヤです。

前回、ハイレゾを聴く上で音源の重要性、見極め方などをお話ししましたので、

今回はその音源を再生するために必要なものなどのお話をしていきたいと思います。

icon

前回の記事はコチラから ➡ ハイレゾを楽しむには(前編)

まず、ハイレゾを聴くのに必要な3つの要素を挙げていきます。

・音源
FLAC、WAVなどの非可逆圧縮方式を使用していないハイレゾ音源。
ストリーミングサービスも同様、FLAC、ALACで提供されるハイレゾ音源。

・端末
ハイレゾ対応されているミュージックプレイヤー。
iPhone、Xperiaでは ✖。 

・出力
有線タイプのイヤホン、ヘッドホン。
こちらもハイレゾ対応のもの。再生周波数帯域が 4Hz~40kHz 以上のものが理想。
(再生周波数帯域の数値差が広ければ広いほど、臨場感や楽器などの音の輪郭がはっきりする。)

この3つの要素が揃って初めてハイレゾの音を楽しむことができます。

プレイヤーとイヤホン、ヘッドホンには、ハイレゾ対応を示すマークが記載されているのでご購入時の目安にしていただければと思います。

また、イヤホン、ヘッドホンにはプラグの種類がいくつかあり、これによっても音質が変化します。

3.5Φ ステレオミニプラグ
イヤホン、ヘッドホンでよく見る3極端子。アンバランス接続。

多くの有線イヤホン、ヘッドホンを持っている方は見たことある端子だと思います。

ミュージックプレイヤーの殆どがこの端子が入るジャックになっています。

安価で標準装備なので使い勝手が良いのですが、グランド(信号の終着点)が共通になっているため、左右の音が混ざってしまい、濁った音になってしまうことが多いです。

4.4Φ バランス標準プラグ
ステレオミニジャックより少し大きい5極端子。バランス接続。

ステレオミニプラグと比べて高価なものにしか付いていないことが多いです。

その代わりに、極数が多いので左右のグランドを独立させることができるので、左右の音が混ざらず、ハイレゾの音をさらにクリアな音にして楽しむことができます。

如何でしたでしょうか。

今回ご紹介したこの3つの要素さえ抑えていればハイレゾ音源を最大限に楽しむことができます。

ナオヤオススメの組み合わせもあったりするのでまたの機会にご紹介したいと思います。

また、最近ではワイヤレスでもハイレゾを楽しめるようになってきております。

そちらの理由もご紹介できればと思います。

今回は以上になります。

ご視聴ありがとうございました。

icon